静清バイパス清水立体化工事

清水の記憶

 昨年度下半期に着工した東名清水インター付近の静清バイパス立体化事業(清水立体化工事)。半年を経て事業の輪郭が少しずつ明らかになってきた。
 先ごろ行われた工事では、庵原交差点から庵原川までの区間で歩道幅を狭めたり3車線のうちセンター寄りの1車線を閉鎖して中央部分にスペースを確保した。この部分には高架道路を支える橋梁が2本建設される。

 清水立体化工事では、この橋梁を横砂東交差点の手前から清水IC西交差点付近まで40本程度建てる計画で、特に清水IC周辺はバイパスの上を交差する東名ICランプの更に上をバイパス高架道路が通ることになるため、橋梁の規模も大きくなる。手始めとして、今年度は無難な箇所から橋梁工事を開始したものと見られる。
 その他、道路中央部分のスペースを確保する目的で歩道幅を狭くする改良工事の前段階として、歩道の地下埋設物を確認する試掘がバイパス南側歩道の一部で行われるなど、各所で工事の歩みが見られるようになってきた。
 
 清水立体化工事の対象地域一帯は、清水市街地に向かう県道54号(清水停車場線)、東名清水ICと清水港及び新東名清水連絡路清水いはらICを結ぶ県道338号(清水インター線)、そして清水ICへの出入りと、2キロメートル足らずの間に複数の主要道が交差する交通の難所であり、夜間を除いて絶え間なく混雑状態が続いている。
 加えて平成31年度に中部横断自動車道が開通すると、更なる交通量の増加が見込まれる。
 
 静清バイパスでは、丸子藁科トンネルを中心とする牧ケ谷ICと丸子IC間の4車線化工事が平成30年度完了を目標に進展中で、清水立体化工事に予算が集中配分されるのはその後という事になるのだろうか。
 中部横断自動車道の開通には到底間に合いそうになく、工事中は現状以上に混雑する事が懸念される。

2017年(平成29年)6月28日

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